アブ・カマル攻防戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 07:01 UTC 版)
「ロシア連邦航空宇宙軍によるシリア空爆」の記事における「アブ・カマル攻防戦」の解説
2017年11月9日、シリア政府軍は、ISが支配する最後の拠点都市アブ・カマルを奪還したと宣言した。IS兵士は敗走したと見られたが、実際には待ち伏せていて政府軍に反撃を加えた。11日には市街地ほぼ全域が再びISの支配に下ったとみられる。 ロシア国防省は、アメリカ軍がISを支援してアブ・カマルを再奪還させたと主張し、「証拠」となる画像を公開した。しかし、まったく別の場所(イラクのファルージャ)の写真だったり、コンピューターゲームの宣伝画像に修正を加えたものであるとの指摘が相次いた。ロシア国営タス通信は、職員のミスで間違った画像が添付されてしまったと伝えた。 アブ・カマル近郊はロシア空軍も空爆を行った。19日、政府軍はアブ・カマルをISから再奪還し、ISはシリア国内の拠点都市を失った。
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