アフリカのドラムを用いた通信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 00:34 UTC 版)
「通信」の記事における「アフリカのドラムを用いた通信」の解説
ガーナのアシャンティ人(英語版)は、2000年以上も昔からドラム(太鼓)による通信方法を先祖代々継承してきた歴史があり、今日でも使用できるといわれる。アシャンティ人が発明したこのドラム通信はFontomfromと呼ばれており英語では「talking drum(喋る太鼓)」と言われており、アシャンティ人は「drum language ドラム言語」という言語を発達させていて、これを用いてかなり細かな内容、具体的な内容も伝えることができる。ドラムの大音量のおかげではるか離れた場所まで伝えることができ、メッセージを多人数でリレーしてゆくこともでき、300km以上先まで電信並みのすばやさでメッセージを伝えることができる。このおかげでアシャンティ人は「Ashanti Empire アシャンティ帝国」と呼ばれる広大な国を築いた。西アフリカにはアシャンティ人以外にもドラム言語を操る民族・部族がいくつもいる。
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