talking drum

デジタル大辞泉

トーキング‐ドラム【talking drum】

読み方：とーきんぐどらむ

人声言語の音調やリズムを模倣するアフリカの太鼓や割れ目太鼓などの総称。

音楽用語辞典

トーキング・ドラム［talking drum］

叩きながら自在にピッチを変えて多彩な表情を作るナイジェリア原産の中央のくびれた胴を持つドラム。アフリカでのドラムは、踊りの伴奏楽器であるとともに通信手段の役割もあった。ドラムでの表現のこまやかさは西洋音楽に見られない特性である。両側のヘッドの押え金具は互いにワイヤー・ケーブルで連結されており、胴の中央のワイヤーを絞るとヘッドの張力が変化してピッチが上がる構造。ビーター（叩き棒）でヘッドを叩きながらいろいろなピッチ音を出すことができる。

ウィキペディア

トーキングドラム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/11/24 03:05 UTC 版)

トーキングドラム（英: talking drum）または話し太鼓（はなしたいこ）は、声調と韻律を模倣して遠距離の通信や、音で口承を行う、西アフリカの太鼓の奏法である。あくまでも奏法のことであり、トーキングドラムという太鼓が存在するわけではない。ドラム・ランゲージとも呼ばれる。