アッパーロッキングアーム
英語 upper locking arm
サスペンション構成要素のひとつで、アッパーアームの中間にピボットを設けてシャシー側ブラケットに取り付け、アームの一方にアップライト、もう一方にスプリングダンパーユニットを配置した形式のサスペンション。または、その形式のサスペンションに用いるアッパーアーム。スプリングダンパーユニットをインボードに置くことによりばね下重量を軽減し、サスペンションの追随性を高めるとともにスプリングダンパーユニットを車体内部に収め、空気抵抗を低減する利点がある。一方、フレーム内部にスプリングダンパーユニットを格納する空間を確保しなければならず、また、アームそのものに負荷がかかりすぎて座屈を起こすなどの欠点もある。
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。
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