アゾール系抗真菌薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:57 UTC 版)
詳細は「アゾール系抗真菌薬」を参照 アゾール系抗真菌薬は、分子内に2個の窒素原子を含む5員環(イミダゾール環)を持つイミダゾール系抗真菌薬と、3個の窒素原子を含む(トリアゾール環)を持つトリアゾール系抗真菌薬とに、その分子構造で細分される。なお、一般にアゾール系抗真菌薬は、ヒトなどで発現しているCYPも強く阻害するため、特に全身投与を行った場合に、CYPで代謝される併用薬が有る場合には、薬物相互作用の問題が発生し得る。しばしば、特にCYP3A4を強く阻害すると言われるものの、アゾール系抗真菌薬が阻害するのは何もCYP3A4に限らず、複数のCYPを阻害する。抗真菌作用は時間依存的である。
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