アクバル‐びょう〔‐ベウ〕【アクバル廟】
アクバル廟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/02 05:29 UTC 版)
アクバル廟(アクバルびょう、ウルドゥー語: اکبر کا مقبرہ, 英語: Tomb of Akbar)は、インドのハリヤーナー州、アーグラ県の都市アーグラにある、ムガル帝国の皇帝アクバル大帝の墓廟。ムガル建築の代表例である。
歴史
1605年にアクバルが死亡したのち、アーグラのシカンドラーで建設が始まり、1613年に建築が終了した。
1687年、アウラングゼーブの治世にアクバル廟はジャートによって荒らされた。その際、廟の高価な宝石類や金銀の硬貨は持ち出され、アクバルの遺骨は火の中に投げ込まれた。
脚注
参考文献
- フランシス・ロビンソン 著、月森左知 訳 『ムガル皇帝歴代誌 インド、イラン、中央アジアのイスラーム諸王国の興亡(1206年 - 1925年)』創元社、2009年。
関連項目
座標: 北緯27度13分13.7秒 東経77度57分1.7秒 / 北緯27.220472度 東経77.950472度
アクバル廟
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「インドの遺跡におけるペルシア語の碑文」の記事における「アクバル廟」の解説
アクバル廟はムガル朝皇帝アクバルの墓で、ムガール建築の傑作といわれる。1605〜1613年に息子ジャーハンギールによって建てられた。アーグラの一部シカンドラーの119エーカーの敷地にあり、ペルシア語の碑文と詩が刻まれた最高の大理石の石でできている。
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