秋の詩【アキノウタ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9299号 |
登録年月日 | 2001年 10月 12日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 秋の詩 よみ:アキノウタ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 滋賀県 | |
品種登録者の住所 | 滋賀県大津市京町四丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 大西功男、小原安雄、寺本薫、野田秀樹、谷口真一、植田儀一郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「滋系54号(後の「吟おうみ」)」に「コシヒカリ」を交配して育成された固定品種であり、育成地(滋賀県蒲生郡安土町)における成熟期は中生の中、稈長がやや長、穂発芽性がやや難、脱粒性が難の水稲、粳種である。草型は中間型、稈長はやや長、稈の細太はやや細、剛柔は中、止葉の直立の程度はやや垂、穂長及び穂数は中、粒着密度はやや密、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄、芒の有無と多少は稀、芒長は短である。玄米の形は中、大小はやや大、精玄米千粒重はやや大、玄米の見かけの品質は中の上、光沢は良、香りは無である。出穂期及び成熟期は中生の中、穂発芽性はやや難、耐倒伏性はやや弱、脱粒性は難である。穂いもち圃場抵抗性及び葉いもち圃場抵抗性は弱である。「日本晴」と比較して、稈長が長いこと、稈が細いこと、粒着密度が密であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に滋賀県農業試験場(蒲生郡安土町)において、「滋系54号(後の「吟おうみ」)」に「コシヒカリ」を交配し、5年に雑種第4代で個体選抜を行い、以後、系統育種法により育成された固定品種であり、8年から生産力検定試験及び特性検定試験を行い、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「滋賀62号」であった。 |
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