アカネトンボとは? わかりやすく解説

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あかね‐とんぼ【×茜蜻蛉】

読み方:あかねとんぼ

アカトンボの別名。


茜蜻蛉

読み方:アカネakane), アカネトンボ(akanetonbo)

アカネ属トンボ科昆虫総称


赤とんぼ

(アカネトンボ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/17 08:39 UTC 版)

アカネ属(アカトンボ属)
アキアカネSympetrum frequens
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: トンボ目(蜻蛉目) Odonata
亜目 : トンボ亜目(不均翅亜目) Anisoptera
: トンボ科 Libellulidae
: アカネ属 Sympetrum
Newman, 1833

本文参照

赤とんぼ(あかとんぼ)は、体色トンボの総称。「赤卒」(せきそつ)ということもある。

概要

通常はトンボ科アカネ属アカトンボ属Sympetrum属)に属するトンボを総称して呼ぶが、狭義には秋に平地に群を成して出現するアキアカネSympetrum frequens)のみを指すことがある。ただし、専門知識なしにアキアカネと他のアカネ属のトンボを区別するのは難しい。

また、アカネ属であっても体色の赤くないナニワトンボやマダラナニワトンボを含まない場合もあったり、またトンボ科アカネ属以外の体色の赤いトンボ(ハッチョウトンボショウジョウトンボ、ベニイトトンボ等)を含む場合もある。色は赤でなく黄色であるにもかかわらず、夏の終わりごろから群を成して出現するウスバキトンボが赤とんぼと呼ばれることも多い。

アキアカネの赤い体色は気温と関係があり、体温調節昆虫と呼ばれる場合がある。通常アキアカネのメスはオスに比べて赤色が淡いが、寒冷地では雌の赤い比率が高くなる。

アキアカネの特徴の一つとして止まり方が他のトンボが翅を水平のまま、若しくは垂直に閉じるのに対して、アキアカネは翅を体の下に徐々に下げて休むことが挙げられる。

アカネ属(アカトンボ属)

世界でおよそ50種が記載されており、日本では21種類が記録されている。

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