日浦勇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/10 09:39 UTC 版)
日浦 勇(ひうら いさむ、1932年10月24日[1] - 1983年10月18日[1])は、日本の昆虫学者。
徳島県生まれ。1955年、九州大学農学部農学科卒業[1]。1957年、大阪市立自然科学博物館(後の大阪市立自然史博物館)に勤務する[1]。1958年、同館学芸員補[1]、1959年、同学芸員[1]。1971年、同館主任学芸員[1]。1974年、同館学芸課長[1][2]。1983年、急性心不全のため急逝した[1]。
東京大学教授の日浦勉は息子。
著書
- 『海をわたる蝶』蒼樹書房 1973 のち講談社学術文庫
- 『自然観察入門 草木虫魚とのつきあい』中公新書 1975
- 『蝶のきた道』蒼樹書房 1978
- 『むしのいちねん 昆虫』中西章絵 ポプラ社 えほん・こどもの科学 1978
- 『うみをわたるとんぼ』中馬泰文絵 ポプラ社 えほん・しぜんシリーズ 1979
- 『蝶 分布と系統』日高敏隆他編 蒼樹書房 1984
- 『おみやにいったらむしがいる』たかはしきよし絵 福音館書店 かがくのとも傑作集 どきどきしぜん 1994
- 『たらのき』石部虎二絵 福音館書店 2004
共編著
- 『原色日本昆虫図鑑 全改訂新版』伊藤修四郎,奥谷禎一共編著 保育社の原色図鑑 1977
注
- 日浦勇のページへのリンク