アカウント管理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/24 06:53 UTC 版)
「Domain/OS」の記事における「アカウント管理」の解説
レジストリデーモンというネットワーク分散技術を使用したアカウント管理を実現していた。ここで使用されたネットワーク分散技術(当時NCS (Network Computing System) と呼ばれた)は、その後、OMGのCORBAおよびMicrosoft DCOMの基となった技術である。 Domain/OSのアカウントはネットワーク全体を管理するネットワークレジストリとその機器のみのアカウントを管理するローカルレジストリが存在した。優先されるのはネットワークレジストリで、ネットワークレジストリにアクセスできない場合、ローカルレジストリが存在する。ログインする機器がネットワーク接続できないトラブルが発生してもローカルレジストリがカバーする仕組みである。これらの管理要素は、「オーナー」、「グループ」、「組織」という要素にパスワードをつける形式であった。 もともとUNIXより大きな枠組みがAEGISころから存在したのでそのまま機能を拡張していない。 スーパーユーザーはUNIXと同様rootが存在し、さらに、locksmithというスーパーユーザーグループが存在した。locksmithはUNIXには無い概念だが、WindowsのAdministratorsに相当する。 組織については特別なものは登録されていない。 Domain/OSには、他のUNIX機器とアカウント統合で互換性をもつためYP(Yellow Page、現在のNIS (Network Information Service))も存在した。ただし、DOMAIN/OSで同士では利用しない。
※この「アカウント管理」の解説は、「Domain/OS」の解説の一部です。
「アカウント管理」を含む「Domain/OS」の記事については、「Domain/OS」の概要を参照ください。
「アカウント管理」の例文・使い方・用例・文例
- アカウント管理のページへのリンク