アイスランドのエルフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 06:04 UTC 版)
アイスランドでのエルフは、目撃したという人々によると、人間に似ているが、やや小型の外観で、素朴で普段は穏やかな生き物であるとされる。2012年には、妖精遺産保護法が成立しており、エルフに関係すると言われている岩などが保護指定されている。1971年には、エルフの家とされる巨大な岩を道路工事に伴って移動させたところ、多くの技術的困難に直面することになった。またレイキャビク近くの道路工事では、「エルフの岩」とされている岩石を誤って土壌に埋めてしまったところ、道路は冠水したり、負傷する人が出たり、周囲で重機の故障が相次いだ。そのためアイスランド道路管理局はこの岩の原状復帰を決め、掘り出し作業と洗浄作業が行われた。アイスランドでは、エルフたちは日々の生活の一部と考えられており、エルフに配慮するために工事が変更になったり、エルフによる警告を信じる漁師が出漁を見合わせるようなことがある。
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