りょうげん

デジタル大辞泉

りょう‐げん〔レウ‐〕【^×燎原】

読み方：りょうげん

野原を焼くこと。また、火の燃えひろがった野原。

りょうげん〔リヤウゲン〕【良源】

読み方：りょうげん

［912〜985］平安中期の天台宗の僧。近江(おうみ)の人。諡号、慈慧(じえ)。通称、元三(がんざん)大師・角(つの)大師・御廟大師。比叡山に入って顕密を学び、内供奉(ないぐぶ)十禅師・天台座主・大僧正と進み、比叡山を復興し、天台宗中興の祖とされる。

世界宗教用語大事典

りょうげん 【了源】

鎌倉末期の真宗僧。空性房。武士から出家し、鎌倉甘繩の了円に師事し、のち上京して存覚から教えを受け、一三二〇（元応二）年山科に興正寺を建て、三〇（元徳二）年東山渋谷に移して仏光寺と改称、仏光寺教団を築く。仏光寺七世とするが実は創設者。（一二九五～一三三六）→ 仏光寺