ゆ 1001級
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 14:54 UTC 版)
ゆ 1001級は全て日本製鋼所廣島工場で製造された。同工場の所在地から海田市型とも。開放型のセイルが外見上の特色である。最初に建造されたゆ 1001は、急速潜航能力や遠洋航行能力を向上させる為の独自の設計変更が多数盛り込まれており、八丈島方面への単独航行輸送で活躍。その後の同級艦の基礎ともなった。 ゆ 1001(八号艇) - 1944年3月27日起工、同年6月27日完成。同年11月、第二潜航輸送隊(東京派遣隊、下田港)配属。1945年8月13日、鍋田海岸にて米軍機の空襲により大破着底し喪失。戦後、1951年にGHQ指令により浮揚され解体処分。 ゆ 1002(九号艇) - 1945年2月11日、第二潜航輸送隊(東京派遣隊、妻良港)配属。終戦時現存 ゆ 1003(十二号艇) - 1945年2月11日、第二潜航輸送隊(東京派遣隊、下田港)配属。終戦時現存 ゆ 1004 - 欠番 ゆ 1005(十四号艇) - 1945年2月13日、第二潜航輸送隊(東京派遣隊、妻良港)配属。終戦時現存 ゆ 1006 - 終戦時現存 ゆ 1007 - 1945年5月15日、口之津派遣隊に配属。同年6月、御厨派遣隊へ転属。終戦時現存。 ゆ 1008 - 終戦時現存 ゆ 1009 - 終戦時現存 ゆ 1010 - 終戦時現存 ゆ 1011 - 終戦時未完成 ゆ 1012 - 終戦時未完成 ゆ 1013 - 終戦時未完成 ゆ 1014 - 終戦時未完成
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