もとにもどる
★.寝たきりの難病からいったん回復するが、しばらくして、またもとの麻痺状態にもどってしまう。
『レナードの朝』(マーシャル) 病院のベッドに寝たきり状態だったレナードは(*→〔病気〕10)、「Lドーパ」の試験投与によって劇的な回復を遂げ、健康な人と同じように、歩いたり話したりできるようになった。病院の他の患者たちも、「Lドーパ」を投与されて、ベッドや車椅子から次々に立ち上がる。しかし「Lドーパ」は、連用すると次第に効かなくなった。レナードの身体は痙攣を繰り返すようになり、やがて彼も他の患者たちも、またもとの麻痺状態にもどってしまった。
*脳手術を受けて高い知能を獲得するが、半年ほど経つと、もとにもどってしまう→〔手術〕1の『アルジャーノンに花束を』(キイス)。
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