民主党代表選（みんしゅとう・だいひょうせん）
前任者の任期満了のとき、または前任者が２年の任期の途中で辞任したときに、民主党内の手続きにより実施される。
通常の代表選では、民主党に所属する国会議員のほか、党員やサポーターなどの投票によって代表を選出する。サポーターとは、登録料を払えば民主党を応援する個人として参加できる制度だ。
任期途中で代表が辞任した場合には、新代表は前任者の残りの任期に限って引き継ぐ。また、両院議員総会で国会議員だけの選挙で代表を決めることも可能としている。
代表選に出馬するには、20人以上の国会議員から推薦を受けなければならない。なお、代表候補者として出馬する者が１人の場合には、両院議員総会における承認をもって選挙に代える。
民主党は2006年4月7日、送金メール問題を受けて辞任する前原代表の後任を選ぶ代表選を実施する。事実上、小沢一郎氏と菅直人氏の一騎打ちとなる見通し。
（2006.04.07掲載）
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