みつひかり 2003【ミツヒカリ 2003】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7809号 |
登録年月日 | 2000年 3月 29日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | みつひかり 2003 よみ:ミツヒカリ 2003 | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 三井化学株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 佐野孝夫、岡正明、藤村達人、土屋猛、赤木宏守、松村健史、中村淳、澤田倫平、新井直哉、田口隆弘、佐本四郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「MHA23」を母系,「リバース422」を父系とする交雑品種であり,育成地(千葉県茂原市)における成熟期は中生の晩,稈長が長く,穂長が極長で,耐倒伏性が強い水稲,粳種である。草型は穂重型,稈長は長,稈の細太は太,剛柔は剛,止葉の直立の程度は立,葉身及び葉鞘の色は濃緑である。穂長は極長,穂数は少,粒着密度はやや密,穂軸の抽出度は中,穂型はほうき状である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は少,芒長は長である。玄米の形はやや細長,大小及び精玄米千粒重は中,見かけの品質は上の中,光沢は良である。出穂期は晩生の早,成熟期は中生の晩,穂発芽性は難,耐倒伏性は強,収量は多である。「ヒノヒカリ」と比較して,稈長が長いこと,稈が太いこと,穂長が長いこと,穂数が少ないこと等で,「リバース422」と比較して,稈長及び穂長が長いこと,出穂期が遅いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,「MHB23」を維持系統とする細胞質雄性不稔系統「MHA23」を母系とし,「リバース422」を父系とする交雑品種であり,平成3年に出願者のほ場(千葉県茂原市)において,交配組み合わせ検定試験を実施し,4年から生産力検定試験及び特性検定試験を行い,6年にその特性が安定していることをを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「たわわ」であった。 |
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