ほうじょうきたいとは? わかりやすく解説

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ほうじょう‐きたい〔ハウジヤウ‐〕【胞状奇胎】

読み方:ほうじょうきたい

胎盤一部となる絨毛膜(じゅうもうまく)の組織が、異常増殖して多数ブドウ状嚢胞(のうほう)になり、胎児死亡し流産となる妊娠異常。のちに絨毛癌(がん)を続発することがある葡萄(ぶどう)状鬼胎葡萄子(ぶどうご)。奇胎


胞状奇胎 (ほうじょうきたい)

子宮内の胎児由来組織嚢胞というぶどう粒状になって増殖していくトラブル。主に受精卵の異常で起こり胎児吸収されてしまう場合、または最初から胎児がいない場合あります超音波検査ですぐ診断がつくようになりました

胞状奇胎

【仮名】ほうじょうきたい
原文hydatidiform mole

卵子精子による受精後に栄養膜細胞子宮への胚の付着胎盤形成助け細胞)から増殖の遅い腫瘍発生する病態。胞状奇胎では、多数嚢胞液体つまった袋状の組織)が形成される通常良性(がんではない)であるが、周辺組織に拡がっていく場合侵入奇胎)もある。さらに、絨毛がん呼ばれる悪性腫瘍発展する可能性もある。胞状奇胎は、妊娠性絨毛腫瘍のなかで最もよくみられる種類のものである。「molar pregnancy奇胎妊娠)」とも呼ばれる


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