ほうおう座ニュー星とは? わかりやすく解説

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ほうおう座ニュー星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/23 21:04 UTC 版)

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ほうおう座ν星
ν Phoenicis
星座 ほうおう座
視等級 (V) 4.97[1]
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  01h 15m 11.1225892742s[2]
赤緯 (Dec, δ) −45° 31′ 54.007631265″[2]
視線速度 (Rv) 11.7 km/s[3]
固有運動 (μ) 赤経: 664.276 ± 0.274 ミリ秒/[2]
赤緯: 179.060 ± 0.304 ミリ秒/年[2]
年周視差 (π) 65.8894 ± 0.1803ミリ秒[2]
(誤差0.3%)
距離 49.5 ± 0.1 光年[注 1]
(15.18 ± 0.04 パーセク[注 1]
絶対等級 (MV) 4.07[4]
ほうおう座ν星の位置(丸印)
物理的性質
半径 1.22 R[5]
質量 1.17 M[3]
表面重力 20 G[3][注 2]
自転速度 4.3 km/s[5]
スペクトル分類 F9 V Fe+0.4[6]
光度 1.88 L[5]
表面温度 6,057 K[3]
色指数 (B-V) 0.571[1]
色指数 (V-I) 0.62[1]
金属量[Fe/H] 0.11[3]
年齢 3.92 ×109[3]
別名称
別名称
CD-46 346, Gl 55, HD 7570, HIP 5862, HR 370, LHS 1220, SAO 215428[2]
Template (ノート 解説) ■Project

ほうおう座ν星(ほうおうざニューせい、ν Phoenicis、ν Phe)は、ほうおう座にあるF型主系列星である。視等級は4.97で、肉眼でもみることができる明るさである[1]

特徴

大きさの比較
太陽 ほうおう座ν星

ほうおう座ν星は、ソーラーアナログの一つで、観測される特徴は太陽と似ているが、太陽よりも少し質量が大きい。年周視差に基づいて計算した地球からの距離は、約49.5光年で、太陽系に比較的近い恒星である。

遠赤外線、そして弱いながら中間赤外線でも赤外超過が観測されており、半径が10AU前後の位置にある、細い星周円盤が存在するのではないかと考えられている[4]

脚注

注釈

  1. ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算
  2. ^ 出典での表記は、 01h 15m 11.1225892742s, −45° 31′ 54.007631265″




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