風水
読み方:ふんしー
風水のこと、方言でふんし-。琉球王府にはフンシミー(風水見)の役職があったという。風水は、もともとはちゃんとした学問で、紀元前の中国で発達したといわれる。占いや開運術的なものではなく、土地の吉凶を科学的に捉える評価法だった。現在の首里城が風水によって場所を選定されたことはよく知られているがほかにも、琉球王府の風水師によって数多くの集落移動が実施されたという。1708年11月から1710年6月まで王の命により福州府で地理学(風水学)を学んだ蔡温(さいおん)によって風水が、沖縄で本格的に導入されるようになったという。
蔡温が土地の吉凶を判断する評価法として広めたフンシーと民間信仰の風水が長い年月の間に混同され、沖縄本島南部では、いつの間にか屋敷の神様のことを「フンシー」と呼ぶようになった。また本島北部では、お墓のことを「フンシー」と呼ぶ地域もある。
風水のこと、方言でふんし-。琉球王府にはフンシミー(風水見)の役職があったという。風水は、もともとはちゃんとした学問で、紀元前の中国で発達したといわれる。占いや開運術的なものではなく、土地の吉凶を科学的に捉える評価法だった。現在の首里城が風水によって場所を選定されたことはよく知られているがほかにも、琉球王府の風水師によって数多くの集落移動が実施されたという。1708年11月から1710年6月まで王の命により福州府で地理学(風水学)を学んだ蔡温(さいおん)によって風水が、沖縄で本格的に導入されるようになったという。
蔡温が土地の吉凶を判断する評価法として広めたフンシーと民間信仰の風水が長い年月の間に混同され、沖縄本島南部では、いつの間にか屋敷の神様のことを「フンシー」と呼ぶようになった。また本島北部では、お墓のことを「フンシー」と呼ぶ地域もある。
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