ふほう‐こうい〔フハフカウヰ〕【不法行為】
不法行為(ふほうこうい)
不法行為
【羅】 delictum 【英】 torts 【独】 unerlaubte Handlung / Delikt 【仏】 délit / acte illicite
過失による違法な行為によって他人に損害を与えた場合,その行為は不法行為となり,その主体は当該他人に生じた損害を賠償する責任を負う(民709条)。不法行為の一般的要件は,(1)加害者に責任能力があること,(2)加害者に故意または過失があること(過失責任主義),(3)被害者の権利を侵害した(違法性がある)こと,(4)被害者に損害が発生したこと,(5)被害者における損害と加害行為との間に相当因果関係があること,である。
関連項目
(注:この情報は2007年11月現在のものです)
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