藤甘草

植物図鑑

ふじかんぞう (藤甘草)

●わが国の本州から四国・九州それに朝鮮半島や中国東部に分布しています。山野の林内に生え、高さは５０～１５０センチになります。葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は長卵形で２～３対あります。８月から９月ごろ、茎頂と葉腋から総状花序をだし、淡いピンク色の蝶形花を咲かせます。果実は節果で、２個の小節果があります。名前は花が「ふじ」に、葉がマメ科の「かんぞう（Glycyrrhiza glabra）」に似ていることから。
●マメ科ヌスビトハギ属の多年草で、学名は Desmodium oldhamii。英名はありません。

マメのほかの用語一覧

ヌスビトハギ：	盗人萩  舞萩  荒れ地盗人萩  藤甘草  藪萩
ネプチュニア：	水含羞草
ノアズキ：	野小豆

>>ヌスビトハギカテゴリの他の用語