はとのかいとは? わかりやすく解説

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はと‐の‐かい【×鳩の戒】

読み方:はとのかい

《もと、門ごとに巡って熊野本宮新宮の事を語っては、飼料称して人々から金銭をだまし取ったころから口先で人をだまし、金銭などを詐取する者。飼い

何をか申すことぞ。うさんなる—め」〈浮・一代男・四〉


はとのかい 【鳩の戒(飼)】

昔、熊野権現宮にいる飼料代だと偽って金銭詐取し歩いた者のこと。護摩の灰同類。→ 護摩

鳩ノカヒ

読み方:はとのかい

  1. 倭訓栞〕妖巫の類をいふ、八幡神託し飼料むさぼる義にや、或はの卵と書けり、又定家の歌に、男山やかひたるたかばかり見え、注にの秤の故事よりいふ歟といへり。〔嬉遊笑覧十一、下手談義に年中江戸住居しながら日本回国まかまかしき顔つき、是を仲間六部といふ、昔はかやうの者をのかひといへり、此名義しるべからねど、定家卿の百首の内、男山やかひたるたかばかり、かけおくれてや落に行らん、秤の説あれども此歌聞えがたし、をもてをとる事にや、彼のの飼はたかばかりの意なるべし後撰夷曲集、寄恋(本茂)さまざまにかたり付ても靡かぬはかひなき君が心中、後にかたりといへるも是なるべし浮世ばなし(寛文十年板)鳩の戒とありて、鴬の巣をよく作る見て、それを学て巣を作れども、木の枝などを組んで其上に卵をうむ故、の間をもれて砕く、それ故物ごと心得がほにふるまふものを鳩の戒といへり。〔遊君三世相〕きやつはどこの-人妻子に髪きらせてつれゆくは、さてはおのれは間男かな。
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