にゃふぅ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/10 04:50 UTC 版)
東雲麻耶の愛称。麻耶は本来は皇子の心の支えとなるけなげな少女として描かれる予定だったが、矢薙直樹小暮英麻の要望により、舌っ足らずな言葉使いでしゃべり語尾に「にゃふぅ〜」とつける明らかに頭のゆるそうなロリキャラ、というイタイキャラクターにされてしまった。これは小暮英麻の座右の銘である「萌えとイタイは紙一重」を体言したキャラでもある。 このせいで、麻耶はリプレイ中ではかなり妙な存在感を持つキャラになった。明らかにシリアスな場面でも空気の読めない萌え口調を求められる麻耶のキャラクター性にGMの菊池たけしは四苦八苦していたようだ。 リプレイ終了後、麻耶のこのイタさを強制した小暮は「責任」を取る形でウェブラジオ「ナイトウィザード通信」(「ふぃあ通」の前身)中のミニドラマで麻耶の役を担当することになるのだが、これが本当に「萌えとイタイは紙一重」を体現するくらいノリノリで頭のゆるいロリキャラを演じ、そのイタさに逆に多くファンをつけてしまった。「ふぃあ通」では2009年頃まで小暮英麻とは別に「東雲麻耶」が1コーナーを担当していた。 小暮の演じる麻耶は次第に常軌を逸脱した言動を見せるようになり、頭のゆるいロリキャラでさえなくなり、エキセントリックでアグレッシブな能天気娘へと変貌していった。あまりにもリプレイでのイメージとかけ離れていったために今では「これはリプレイに出てくる麻耶とは設定を同じくする別のキャラクター」と菊池たけしによって公式にみなされている。そのためもあってか、ウェブラジオのミニドラマで出てくる麻耶は天涯孤独ではなく母親と暮らしているなど一部設定もリプレイとは異なっている。小暮が演じる麻耶はリプレイ上の麻耶と区別するためもあって「にゃふぅ」(もしくは「まやふぅ」。「ふぃあ通」では「まやふぅ」がコーナー題として用いられていた)と呼ばれることもある。これは小暮がラジオで演じるアンゼロットがあまりにエキセントリックなため「コグレロット」と呼ばれてリプレイ上のアンゼロットと区別されているのと同じである。なお、にゃふぅは『ToHeart2』のまーりゃんに似ているという声が「ふぃあ通」のファンの中で聞かれることがあるが、これは声優が同じ小暮だからである。
※この「にゃふぅ」の解説は、「黒き星の皇子」の解説の一部です。
「にゃふぅ」を含む「黒き星の皇子」の記事については、「黒き星の皇子」の概要を参照ください。
- にゃふぅのページへのリンク