にしだてんこう

世界宗教用語大事典

にしだてんこう 【西田天香】

明治−昭和期の宗教家。滋賀県出身。本名は市太郎。二〇歳頃から北海道開拓事業に当たる。求道放浪ののち、トルストイの『我が宗教』に啓発され、一九〇五（明治三八）年京都で一燈園を設立、托鉢生活に入った。一九二九（昭和四）年財団法人懺悔奉仕光泉林と改称。光明祈願による新生活を提唱した。四七年参議院議員。著『懺悔の生活』。（一八七二～一九六八）

美術人名辞典

西田天香

読み方：にしだ てんこう

宗教家。一灯園主。滋賀県生。北海道開墾事業に従事したのち、宗教道場一灯園を創設、奉仕生活の伝導を始める。著書に『懺悔の生活』等。昭和43年（1968）歿、96才。