懺悔の生活とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 懺悔の生活の意味・解説 

懺悔の生活

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/31 13:15 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

『懺悔の生活』(ざんげのせいかつ)は、大正10年1921年)に春秋社より刊行された、一燈園の創始者・西田天香が自身の宗教生活をまとめた随筆集。

概要

郷里・長浜の期待を受けて北海道に開拓に入った西田天香だったが、出資者と労働者との板挟みに苦悩して辞職。失意の内に帰郷して南禅寺などに宗教遍歴を重ねる中、1904年に3日3晩の断食坐禅で宗教的転回を得る。その後、下座行・懺悔の生活を続け、支援者からの出資で一燈園を鹿ヶ谷に設立。各地での講演等をまとめた本書が1921年に刊行されるや、わずか1年半の間に151刷を重ねるベストセラーとなった[1]

  1. 福田
  2. 托鉢
  3. 芸術と一燈園生活
  4. 転記
  5. 棄恩入無為と家庭ぐるみの救い
  6. 漬けもの物語
  7. 鹿ヶ谷夜話(1)
  8. 鹿ヶ谷夜話(2)
  9. 自然法爾
  10. 念仏と題目 - 寺と住職について
  11. PL会小話
  12. 一燈園生活にふれたる二種の女性
  13. 落ち穂
  14. 紫金牛 - 天華香洞偶話
  15. 天華香洞録抄

エディション

  • 『懺悔の生活』(春秋社、1921年→、新版、1995年→新装版、1999年)
  • 『懺悔の生活』(回光社、1932年)
  • 『西田天香選集』巻1(春秋社、1967年)

参考文献

  • 『一燈園 西田天香の生涯』(三浦隆夫著、春秋社、1999年)

脚注

  1. ^ 『一燈園 西田天香の生涯』(三浦隆夫著、春秋社、1999年)より

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「懺悔の生活」の関連用語

懺悔の生活のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



懺悔の生活のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの懺悔の生活 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS