どっこ

デジタル大辞泉

とっ‐こ〔トク‐〕【^▽独^×鈷／^▽独古／^▽独股】

読み方：とっこ

《「どっこ」とも》

１ 密教で用いる法具、金剛杵(こんごうしょ)の一種。鉄製または銅製で、両端がとがった短い棒状のもの。独鈷杵(とっこしょ)。とこ。

２ 縦に1に模した形を連ねて、縞状に織り出した織物。また、その模様。主に帯地で用いる。

独鈷(1)

刀剣用語解説集

独鈷(どっこ)

両端が分岐していない金鋼杵のこと。本来はインド古来の武器であり、密教では煩脳を払う目的の法具。刀身にはデザイン化された独鈷柄付剣が彫刻されたり、簡略化されて素剣のみが施される場合がある。端部の分岐が三つの場合には三鈷、五つの場合には五鈷と称する。

隠語大辞典

独股

読み方：とっこ，どっこ，どつこ

1. 僧侶の間にて男根のことをいふ。独股杵は金剛針の三昧にて諸物を貫く意を表示す故に転訛したものである。〔僧侶語〕
2. 〔僧〕僧侶間にて云ふ男根のこと。
3. 僧侶の間にて男根のことをいふ。独股杵は金剛針の三眛にて諸物を貫く意を表示す故に転訛したものである。
4. 〔隠〕僧侶間で、男根のこと。
5. 男根。〔僧侶〕
6. 男根を云ふ。独股杵は金剛針の意味で、諸物を貫く意。
7. 僧侶の間で男根のことをいう。独股杵は金剛計の三昧で諸物を貫く意を表わす故に転訛したもの。〔僧侶〕
8. 僧侶の間で男根のことをいう。独股杵は金剛計の三味で諸物を貫く意を表わす故に転訛したもの、それより情交のことを「独股加持」という。

分類 僧侶、僧侶語

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「どっこ」の例文・使い方・用例・文例

• どっこい。そうはいかないよ。
• どうせ駄作だろうと思っていたのだけど、どっこいなかなかいい本だった。
• おっとどっこい, その手は食わんよ.
• おっとどっこい! そうはいきません.
• どっこい, そうはいかない.
• 父は「どっこいしょ」と言って立ち上がった.
• 2 人の碁の力はどっこいどっこいだ.
• うまくいくかいかないかどっこいどっこいだ.
• 「どっこいそう安くは問屋で卸さぬ」と言葉をさし挟んだ
• どっこい、そうは安くは問屋で卸さぬ
• どっこい、そうはいかぬ（そううまくは鳥賊の睾丸）