だいち
読み方:だいち
2006年1月宇宙航空研究開発機構(JAXA)により打ち上げられた陸域観測技術衛星の名前で、高度約692km、同じ軌道にもどってくる回帰日数は46日である。衛星に搭載されているセンサーは、①パンクロマチック立体視センサー(地上分解能2.5mのセンサーが35kmの幅で直下と前方、後方の3方向に観測しており、立体視が可能となり、2.5万分の1の地形図作成が可能とされている)、②高性能可視近赤外放射計2型(地上分解能10m観測幅70kmで、可視域3波長、近赤外1波長の観測)、③Lバンド合成開口レーダ(雲や植物の影響なく地上の観測ができる波長のレーダで、観測幅70km地上分解能10mで観測)の3種がある。データの一般提供は2006年10月から行われている。2007年の新潟県中越沖地震の際の合成開口レーダのデータを使った面的な地殻変動の解析など、世界の災害状況の把握、発展途上国での中縮尺図の作成などの利用が期待されている。
2006年1月宇宙航空研究開発機構(JAXA)により打ち上げられた陸域観測技術衛星の名前で、高度約692km、同じ軌道にもどってくる回帰日数は46日である。衛星に搭載されているセンサーは、①パンクロマチック立体視センサー(地上分解能2.5mのセンサーが35kmの幅で直下と前方、後方の3方向に観測しており、立体視が可能となり、2.5万分の1の地形図作成が可能とされている)、②高性能可視近赤外放射計2型(地上分解能10m観測幅70kmで、可視域3波長、近赤外1波長の観測)、③Lバンド合成開口レーダ(雲や植物の影響なく地上の観測ができる波長のレーダで、観測幅70km地上分解能10mで観測)の3種がある。データの一般提供は2006年10月から行われている。2007年の新潟県中越沖地震の際の合成開口レーダのデータを使った面的な地殻変動の解析など、世界の災害状況の把握、発展途上国での中縮尺図の作成などの利用が期待されている。
固有名詞の分類
このページでは「測量用語辞典」からだいちを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からだいちを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からだいちを検索
Weblioに収録されているすべての辞書からだいちを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からだいちを検索
- だいちのページへのリンク