ダイアピル
【英】: diapir
頁岩{けつがん}、岩塩のような塑性流動を起こしやすい地層が、上位に乗る地層の荷重を受けて、地層の割れ目などに沿って、上位層を押し上げて上昇することによってできるドーム状または背斜状の構造をいう。火山岩の貫入岩体もこのようなダイアピル状の構造を造ることがある。このうち岩塩ドームは集油構造の主要なものの一つとなっており、世界各地(北海、西アフリカ大陸棚など)で多数の油・ガス田の基本構造となっている。 |

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