泰然自若
読み方:たいぜんじじゃく
泰然自若とは、泰然自若の意味
泰然自若とは、何事にも動じず落ち着いた様子のこと。「泰然」は落ち着いた状態を指す言葉で、その人の態度や姿勢に対して使われる。「自若」は慌てない様子を指し、特に何かトラブルが起こっても慌てないさまに対して使われる。これらを由来とし、二つの意味を語源にして組み合わさった四字熟語が泰然自若である。泰然自若を英語にすると presence of mind となり、「落ち着きのある心」といった意味になる。泰然自若の類語、対義語
泰然自若と同じく落ち着いたさまを持つ類語としては、「冷静沈着」がある。これは泰然自若と同様に、冷静で落ち着いており動揺しないさまの意味がある。また、「従容自若」も似た意味で、落ち着いたさまを示す四字熟語である。泰然自若と同様に、慌てないさまの「自若」が用いられている。逆に泰然自若の対義語で、落ち着いていられず慌ててしまう状態を指す四字熟語には、「右往左往」や「周章狼狽」がある。泰然自若の例文、使い方
泰然自若の使い方としては、「彼は泰然自若とした人だ」のように、その人のたたずまいや人となりを表す場合に使われる事が多い。「冷静沈着」は例文を出すと「家族の話だとしても冷静沈着に物事を見極める」といった形で、「冷」の字が入っている通り温情を感じさせない表現に使われる。「従容自若」は「こんな時なのにあれだけ従容自若としているのは大したものだ」のように、のんびりしすぎて周りから少し困った感じに見られている時に使われる表現である。たいぜんじじゃくと同じ種類の言葉
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