その他の法令に基づくこう正・校正
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 17:16 UTC 版)
「較正」の記事における「その他の法令に基づくこう正・校正」の解説
計量法以外の法令には、同音で較正という規定もあるが、計量法における計量器の校正のような定義規定は置かれていない。実務上は対象とする測定器の特徴に応じ、「こう正」、「校正」いずれの場合においても、調整も含む例も含まない例もある。法令などが較(かく)を“こう”と読ませる場合に使用しないのは、“こう”が常用漢字の読みから外れるからである(参考:平成22年11月30日、日本国文化庁発行、“常用漢字表”28ページ参照)。 ちなみに、わかりやすい例を挙げれば、 テレビの時報とともに腕時計を見て、「x秒の遅れだ」と認識するとき、このずれを認識する行為は調整を含んでいない。 このときに自分の腕時計を調整して時報に合わせる場合、この調整を含めて「較正」「校正」と呼ぶこともある。 こう正・校正の英訳はキャリブレーション (calibration) が用いられるが、calibration は「調整」(アジャスティング: adjusting)を含むことが多い。
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