すさま・じ

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すさまじ

出典:『Wiktionary』 (2020/06/17 16:19 UTC 版)

語源

• 動詞「すさむ」の形容詞形。もとは「すさまし」。

形容詞

すさまじ【凄まじ・冷まじ 】

1. 荒れ果てて、荒涼としている
2. 趣がない、興ざめである。
   • 対義語:をかし
   • すさまじきもの、昼ほゆる犬、春の網代（清少納言『枕草子』）

     興ざめなものは、（夜吠えるものなのに）昼に吠える犬、（冬の風物なのに）春になって片付けられてない網代。

3. 寒々しい、冷え冷えする。
   • 冬枯れのすさまじげなる山里に月のすむこそあはれなりけれ（西行）

     冬枯れの寒々とした山里を、澄んだ月が照らしているのは情趣があるというものだなあ。

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「すさまじ」の例文・使い方・用例・文例

• 木は大きなすさまじい音を立てて倒れた
• すさまじい騒音でほとんど耳が聞こえなかった
• 波がすさまじい音をたてて浜辺に砕け散った
• 巨大な穴は爆破のすさまじさを物語っていた
• すさまじい爆発
• 当時の農家の暴利はすさまじかった。
• 木がすさまじい音を立てて倒れるのが聞こえた。
• 爆発がとてもすさまじかったにで、屋根が吹っとんだ。
• 国内市場の競争はすさまじいものです。
• すさまじい音をたてて倒れる[くずれる].
• すさまじい音.
• 雪崩が山腹をすさまじくくずれ落ちた.
• 我々の列車は踏切ですさまじい音響をたててトラックに衝突した.
• 戦場の光景はすさまじい身の毛のよだつほどのものだった.
• すさまじいヒステリーを起こしている.
• その年の秋にスペインかぜが再びすさまじく流行した.
• そのすさまじい煙で私はせきこんだ.
• すさまじい爆発.
• その言葉を聞いて彼女の執念のすさまじさを垣間見る思いがした.