すぐき菜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 07:39 UTC 版)
江戸時代初期より当地周辺の農家に伝承されるカブの一種で、京の伝統野菜として知られる。かつては当地社家による贈答品として用いられていた。1804年(文化元年)に、京都所司代から出された『就御書口上書』で他村への持ち出しが禁じられたことから、限られた地域で栽培され、栽培技術が口伝で受け継がれてきた。乳酸菌の発酵作用によって生まれる酸味が特徴的で、漬物やおひたしに用いられる。
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