じょろかく、じょらくむ、
大阪弁 | 訳語 | 解説 |
---|---|---|
じょろかく、じょらくむ、 | あぐら(を)かく | 平座すること。摂津、河内、和泉、播磨、山城、丹波、越前、西美濃の言い方で、「じょろ」は「じょうろく(丈六)」の変化で、丈六の仏像の足の組み方に由来する、最も新しい言い方。特に摂津は「かく」、河内は「くむ」を使う。「あぐらかく」は、伊勢、三河、信濃以東と南日向に分布し、越後や北北陸で「あぐしかく」、紀伊で「おたぐらかく」、丹後から伯耆にかけてと隠岐で「あぶたかく」、尾張、西中国と四国、北東九州で「ひざくむ」、大和、近江で「いたぶらかく」、西九州で「いたぐらめする」、南九州で「いたぐらかく」、対馬で「てっちょうする」、奄美で「あいざいりしゅん」、沖縄で「ひらくいいしゅん」「まーふぃらいいしゅん」、宮古で「だずぃ(くら)びずぃあすぃ」「だいかきびずぃあすぃ」、八重山で「ざすぃきびずぃしゅん」という。 |
- じょろかくのページへのリンク