しだす

デジタル大辞泉

し‐だ・す【仕出す／^▽為出す】

読み方：しだす

［動サ五（四）］

１ しはじめる。とりかかる。「ようやく仕事を—・す」

２ 注文に応じて、料理を作って届ける。「精進料理を—・す」

３ 「しいず1」に同じ。

「かたのごとく御湯—・いてまゐらせたり」〈平家・三〉

４ 「しいず2」に同じ。

「鼓判官ガ不思議ナコトヲ—・イテ、御所ヲモ焼カセ」〈天草本平家・四〉

５ 「しいだす4」に同じ。

「三文字屋といへる人、昔、懐中合羽を—・し」〈浮・永代蔵・六〉

６ 財をなす。

「四、五年に銀二貫目あまり—・し」〈浮・永代蔵・三〉

７ 着飾る。

「花車(きゃしゃ)に—・し、三つ重ねたる小袖」〈浮・五人女・三〉

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「しだす」の例文・使い方・用例・文例

• 沸騰しだす.
• 通用しだす[しなくなる].
• そわそわしだす.
• …を追跡しだす.
• あのひとは映画の話をしだすと, いつまでも果てしがない.
• 子供は退屈するともぞもぞしだす.
• 物議を醸しだすことで特徴付けられる、あるいは、が可能である
• (ある状態を)表面にあらわしだす
• 保証や担保として差しだす品物
• 物をさしだす
• 求めに従ってさしだすこと