さいようしゃじん (細葉沙参)


●わが国の本州、中国地方以西から九州、それに朝鮮半島や中国、台湾に分布しています。平地から山地に生え、高さは40~100センチになります。葉は卵状楕円形で輪生、ときに対生または互生します。8月から11月ごろ、茎の上部に花序をだし、薄紫色の鐘形の花を輪生状に咲かせます。「ツリガネニンジン」に近縁ですが、花冠の先端が壺形になること、花柱が花冠から長く突き出すことが特徴です。
●キキョウ科ツリガネニンジン属の多年草で、学名は Adenophoratriphylla var. triphylla。英名はありません。
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