がしゃもく (がしゃ藻草)


●わが国の九州、北九州市小倉南区に分布しています。かつては本州の霞ヶ浦や印旛沼、手賀沼、琵琶湖などにも分布していましたが、水質汚濁の進行で生育地は減少しています。池沼や河川に生える沈水性の水草です。茎は上部で分枝して、狭長楕円形の葉を互生します。網状脈が目立ちます。6月から9月ごろ、水面に黄緑色の穂状花序をだします。むかしは藻草(もく)と呼ばれ、緑肥として利用されていたといいます。
●ヒルムシロ科ヒルムシロ属の多年草で、学名は Potamogetondentatus。英名はありません。
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