さいむのかぶしきかとは? わかりやすく解説

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さいむ‐の‐かぶしきか〔‐かぶシキクワ〕【債務の株式化】

読み方:さいむのかぶしきか

デット‐エクイティー‐スワップ


債務の株式化(さいむのかぶしきか)(debt equity swap)

不振企業債務株式切り替えること

銀行からの融資について、その一部返済免除してもらう代わりに企業新たに発行した株式受け渡すこと。経営不振企業経営建て直し向けて実行する

企業経営苦しいと、銀行から受けた融資返済ままならない過剰な債務経営における自由度奪い経営再建はいっそう難しくなる銀行側も、焦げ付いた融資回収半ば諦めかけている。

このような債務株式転換することは、企業側にも銀行側にも互いにメリットがある。企業から見ると、利息をつけて返済をしなければならない借入金株主資本切り替わるため、企業有利子負債圧縮できる一方銀行は、経営再建成功するという条件つきながらも、将来融資回収する上の利益受け取ることが可能だ

株式新規発行によって、既存株主にとっては1価値が下がるというデメリット発生するが、債務の株式化は、銀行など債権者向けた企業経営再建の手法として使われることが多い。

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(2002.07.18更新



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