さいふく

デジタル大辞泉

さい‐ふく【斎服】

読み方：さいふく

１ 物忌みのときに着る服。

２ 神事のときに奉仕者が着用する白の袍(ほう)。

さい‐ふく【祭服】

読み方：さいふく

１ 祭祀(さいし)のときに神官たちが着る衣服。日本の神社では、ふつう衣冠を用いる。

２ 天皇が神事のときに着用する帛(はく)の御衣(おんぞ)。

３ キリスト教で、ミサのときに司祭などが着る服。

世界宗教用語大事典

さいふく 【祭服】

神道で祭祀のとき神職の着る服。古くは青摺衣などだったが今は衣冠。キリスト教では祭式の執行者と侍者が着用する服。斎服と書けば、神事のとき祭主着用の白絹の袍や袴。また物忌に着る服。