きょうちょうかいにゅうとは? わかりやすく解説

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協調介入

読み方:きょうちょうかいにゅう
英語:coordinated interventionconcerted intervention

複数の国が、相場安定を図ることを目的として、協力し合って為替売買を行うこと。

主な協調介入としては、1985年9月プラザ合意での「ドル売り協調介入」、1987年2月ルーブル合意での「ドル買い強調介入」などが挙げられる

なお、2011年3月発生した東日本大震災、および、福島第一原子力発電所での事故により、対円為替レート大きく変動し同月先進7カ国(G7)を中心とした「円売り協調介入」が実施された。

きょうちょう‐かいにゅう〔ケフテウカイニフ〕【協調介入】


協調介入(きょうちょうかいにゅう)

2国以上で同時に市場介入を行うこと

円売りドル買いなどの市場介入複数国同時に実施することを協調介入という。市場介入規模大きくなることから、強い効果期待できる。協調介入を決めるのは、蔵相会議G8などの会議だ。決定されると、それぞれの中央銀行が、同時に市場介入する。

協調介入と同時に各種金融政策が行われる。円高場合は、日銀金融緩和実施する逆に円安場合金融引締めだ。

日本でよく問題になるのは「円高」だ。この時は円を売ってドルを買い、円のレート下げる。最近はユーロ安」が問題になっているが、この場合ユーロ買ってドル売りユーロ高くする。

市場介入は、普通は当事国だけで行われるが、ときには2ヶ国以上で行われる。どこかの国の為替極端に高くなったり低くなったりすると、世界経済に悪い影響が出る。これは一国だけの問題ではないので、協調介入が必要になる

(2000.09.26更新




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