関税及び貿易に関する一般協定
【英】 General Agreement on Tariffs and Trade
昭和30年外告99(改正:昭41条約3)。GATT (ガット) と略称される。1947年ジュネーヴの国際貿易雇用会議において,平和にとって有害な過去の関税戦の弊害を取り除き貿易における差別待遇を排除しようという目的で結ばれた関税引下げに関する協定。発効の日の目を見なかった国際貿易機関(ITO)に代わるものとして機能した。参加国は,数カ国ごとに相互に関税引下げの協定を結び,各国の関税譲歩は最恵国条款によって全参加国に適用される。その後非関税障壁の軽減・廃止にむけて,またサービス貿易自由化等にも力を注いだ。その成果として,現在,WTOが設立されるに至っている。
関連項目
(注:この情報は2007年11月現在のものです)
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