おおあぶらすすき

デジタル大辞泉

おお‐あぶらすすき〔おほ‐〕【大油^▽薄】

読み方：おおあぶらすすき

イネ科の多年草。山地の日当たりのよい草地に生え、高さ1〜1.2メートル。全体に油を塗ったような光沢がある。葉は長大な線形。秋、大きな紫褐色の穂を出す。

植物図鑑

おおあぶらすすき (大油薄)

●わが国の各地と朝鮮半島、中国、東シベリアに分布しています。山地帯の日当たりのよい草地に生え、高さは１～１．２メートルになります。葉は長さ２０～９０センチの線形で、表面に疎らに短毛が生えます。夏から秋にかけて、茎の先に円錐形の穂状花序をほぼ直立させ、紫褐色の花を咲かせます。名前は「アブラススキ」に似て、粗剛なことから。
●イネ科オオアブラススキ属の多年草で、学名は Spodiopogonsibiricus。英名は Frost grass。

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