いたずら目的での「点火」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 07:46 UTC 版)
「五山送り火」の記事における「いたずら目的での「点火」」の解説
如意ケ嶽は大文字保存会などの私有地であるが、誰でも立ち入ることが出来るため、いたずらや宣伝目的などの理由で許可なく如意ケ嶽に登山した上で懐中電灯などを使用して、勝手に大文字などを浮かび上がらせる騒ぎが度々あり、問題となっている。 1972年(昭和47年)10月30日の夜9時過ぎ、地元の大学生ら約70人が、常連にしていた飲食店の開店5周年を祝う目的で、懐中電灯を使って、本物の3分の2程度の大文字を約25分間点灯した。 1976年(昭和51年)1月26日、ロック・ミュージシャンの京都公演を宣伝する目的で、京大生を中心にした大学生ら数十人が、レンタル店から借用した大型電灯で「Z」の文字を点灯。後日、保存会の役員ら数人が抗議のために同公演のイベントプロデューサーのもとへ訪れる騒ぎとなった。 2003年(平成15年)9月13日の夜には、当時、18年ぶりのリーグ優勝目前の阪神タイガースファンのおよそ25人が大文字山に登り、各々の懐中電灯で阪神のロゴマークである「HT」を照らし出す騒ぎがあった。 2020年(令和2年)8月8日深夜、何者かが如意ケ嶽の大文字をライトのような白い光で許可なく浮かび上がらせる騒ぎが起きた。
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