あんこ

隠語大辞典

あんこ

1. ①鶏姦、男子同性間における「わいせつ」行為。②外出せずに家にかくれることをいう。

あんこ

1. 〓姦－男子同性間ニ於ケル猥褻行為。〔第三類　犯罪行為〕
2. 犯罪人の鶏姦の隠語。「隠語輯覧」に「男子同性間に於る猥褻行為」とあり。
3. 鶏姦、男子同性間に於ける猥褻行為を云ふ。

分類 犯罪人

あんこ

1. 外出せず家に隠れる事を云ふ。

あんこ

1. 日雇人夫。あんこう（鮟鱇）は店頭に吊して肉を切り売りするが、売笑婦はその身の切り売りに似ており日雇人夫も、その日次第によつて、いやな仕事でもいやな雇主のところへも雇われて行くところより。〔仲〕

分類 仲

アンコ

読み方：あんこ

1. 燧具ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・石川県〕

分類 石川県

餡

読み方：あんこ

1. 書肆、雑誌店等にて売残りの古ものを、新刊ものの下に積み重ねて、品数多く見せかくること。「－に積む」。
2. 札束の上下のみ真物で中味は模造紙などで偽装したもの。饅頭の中味の餡は表面から見えないところより。〔詐〕〔贋〕

分類 東京、贋／詐／犯罪

鮟鱇

読み方：あんこ

1. 口。〔第二類　人物風俗〕
2. 口。（鮟鱇は口大なりよつてかく云ふ）。
3. 口のこと。「あんこう」という魚は口が大きいから。

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