あとなしとは? わかりやすく解説

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あと‐な・し【跡無し】

読み方:あとなし

[形ク]

跡形もないはかない

「しるべせよ—・き浪にこぐ舟のゆくへも知らぬやへの潮かぜ」〈新古今・恋一

人の往来がない。

「かよひこし宿の道芝かれがれに—・きにむすぼほれつつ」〈新古今・恋四〉

根拠がない。事実無根である。

の足(ヲ切ッテ食ワセタ話)は—・きことなり」〈徒然一二八〉

比べるものがないほどすぐれている

「—・き俳優(わざをぎ)見るやうに」〈おらが春


あとなし

出典:『Wiktionary』 (2020/10/05 17:07 UTC 版)

形容詞

あとなしし】

  1. あとのこらない。
  2. 人の往来が無い。
  3. 根拠が無い。
基本形 語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用種類
あとなし あとな -く -く -し -き -けれ ク活用
-から -かり -かる -かれ


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