あかまつ・あおまつ・くろまつ・コミューター車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/01 15:23 UTC 版)
「北近畿タンゴ鉄道KTR700形気動車」の記事における「あかまつ・あおまつ・くろまつ・コミューター車両」の解説
2013年に、座席定員制列車「丹後あかまつ」・「丹後あおまつ」用にKTR700形2両が内外装の改装工事を受けた(施工は大阪車輌工業)。該当車両は指定席車「あかまつ」がKTR702、自由席車「あおまつ」がKTR708である。デザインはインダストリアルデザイナーの水戸岡鋭治が担当し、木材を多用した内装やサービスカウンターを設置した。和式トイレは洋式トイレに簡易改造したが、車椅子対応ではない。両車は3月29日に搬入され、4月7日に京都駅での展示を行った後、4月14日から運用に就いている。さらに、KTR800形1両(KTR803)が「コミューター車両」としてリニューアルされ、同年10月下旬から普通列車として運用された後、11月1日から本格的に運用を開始した。「コミューター車両」は「あかまつ」と連結して運行する他、通常の普通列車にも充当されている。その後、KTR700形1両(KTR703)も「コミューター車両」としてリニューアルされている。 2014年には、「丹後くろまつ」用にKTR700形1両(KTR707)が改装工事を受け、「丹後くろまつ」専用車両として、同年5月25日に運行を開始した。デザインやモチーフは上記2車両と統一したものとなっているが、「『海の京都』の走るダイニングルーム」をコンセプトに、車内にキッチンを備え、食事の提供を前提とした車両となっているなお「丹後くろまつ号」は定期的に運行されるルートが変更される。 なお、「あかまつ」「くろまつ」は完全な観光型車両であるのに対し、「あおまつ」は在来車両と同様に普通列車としての運用が存在する。 702 丹後あかまつ 丹後あかまつ 車内 708 丹後あおまつ 丹後あおまつ 車内 707 丹後くろまつ 706 コミューター車両 703 コミューター車両車内
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