『愛奴』以後の活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 00:16 UTC 版)
1968年12月、栗田勇の原作を舞踊化した「愛奴」を発表する。前年の「O嬢の物語」と合わせてミカの知名度は上昇し、各方面から出演依頼が入るようになり、1969年にはゴーゴークラブ「スペース・カプセル」のレギュラー出演者となり、複数の作品を上演。他にも映画の宣伝イベント、週刊誌の特集などにも登場した。5月には東京都美術館にて開催された第9回現代日本美術展に出品された、五月女幸雄の作品『商品1969・5』に参加。ガラスケースの中に衣装を着た生身の女性が横たわっているというものであり、ミカも自前の舞台衣装で出演していたが、最終日には下着と鎖だけをまとった半裸の姿で展示されて物議をかもした。またこの1969年にはフジテレビの番組「3時のあなた」に出演依頼もあったが、最終的には局側の都合で中止となった。
※この「『愛奴』以後の活動」の解説は、「伊藤ミカ」の解説の一部です。
「『愛奴』以後の活動」を含む「伊藤ミカ」の記事については、「伊藤ミカ」の概要を参照ください。
- 『愛奴』以後の活動のページへのリンク