『吾妻鏡』に見られる青女の妖怪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/22 17:36 UTC 版)
「青女房 (妖怪)」の記事における「『吾妻鏡』に見られる青女の妖怪」の解説
鎌倉幕府の将軍・源実朝のまえに青女のすがたをした妖怪が現われたというはなしがあり、『吾妻鏡』(巻21)建暦3年(1213年)8月18日の条に記されている。同書では翌19日に「丑の刻、大地震」との記述がある(『吾妻鏡』では、怪異現象と地震を関連付けて語る記述は多い)。 この『吾妻鏡』に見られるような若い女性・官女(青女・青女房)の見た目をもった妖怪のはなしなどは、絵巻物などに描かれた青女房などより古い年代のものだといえるが、『百鬼夜行絵巻』や江戸時代の画家たちによる青女房との関連性はあまりうかがえず、鳥山石燕も「古御所」に出る妖怪としており言及はしていない。
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