『キングコングの逆襲』のゴロザウルス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 04:04 UTC 版)
「ゴロザウルス」の記事における「『キングコングの逆襲』のゴロザウルス」の解説
モンド島に住む恐竜。島のジャングルに上陸した国連調査団の女性スーザンの前に現れ、彼女の悲鳴を聞いてやってきたキングコングと闘う。カンガルーキックや噛み付きでコングを手こずらせるが、やはり怪力では敵わず一方的に殴りつけられ、失神する。まもなく覚醒し、油断したコングの足に噛みついて最後の抵抗を図るも、返り討ちで顎を裂かれて絶命する。 スーツアクターは関田裕。短い前足は、関田が肘から先だけを入れて動かしている。 コングとの対決シーンで、円谷英二がゴロザウルスに模範指導を行っているスチール写真が現存する。アメリカ側製作者は[要出典]原典のように流血する恐竜の最期を要求したが、円谷はみずからの方針でこれを許さず、「泡を吹いて絶命する」という描写を用いた。監督助手の中野昭慶によれば、血を出す仕掛け自体は施されていたが、血の色は緑で少量だったという。 本作品に合成スタッフとして参加していた川北紘一は、ゴロザウルスのスーツについて「着ぐるみ造形の最高峰」と評している。
※この「『キングコングの逆襲』のゴロザウルス」の解説は、「ゴロザウルス」の解説の一部です。
「『キングコングの逆襲』のゴロザウルス」を含む「ゴロザウルス」の記事については、「ゴロザウルス」の概要を参照ください。
- 『キングコングの逆襲』のゴロザウルスのページへのリンク