『エイトボール』以降、2005年 - 2016年
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2004年の『エイトボール』終刊以降はフルカラーのグラフィックノベルに発表の場を移した。その皮切りとなった2005年の Ice Haven は『エイトボール』第22号に掲載された作品の改訂版である。2010年、ドローン&クォーターリー(英語版)社から初の書き下ろしグラフィックノベル『ウィルソン』が刊行された。翌年、パンテオン・ブックス(英語版)から Mr. Wonderful が刊行された。2007年から2008年にかけて『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』誌に週刊連載された作品のフォーマットを変更したもので、クロウズによれば「恋愛もの」であった。同年にドローン&クォーターリーは『エイトボール』第23号初出の『ザ・デス・レイ』をハードカバーで刊行した。 この時期から『ニューヨーカー』誌の表紙を描き始めた。また、ゼイディー・スミスが編集したアンソロジー The Book of Other People(2008年)や有力な芸術系コミックアンソロジー Kramers Ergot(第7号、2008年)にコミックを寄稿した。2006年、健康の危機に直面して、心臓切開手術を受けた。2016年3月には過去最長のグラフィックノベル Patience が米国で発売された。 現在、クロウズは妻エリカ、息子チャーリーとともにカリフォルニア州オークランドに住んでいる。
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