『きちがい』という言葉の削除
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/02 07:16 UTC 版)
「ジョン・レノン対火星人」の記事における「『きちがい』という言葉の削除」の解説
2004年4月講談社文芸文庫から再刊された際、『きちがい』という言葉が別の単語に置き換えられている。 6章 愛のレッスン - レッスン(35) 文芸文庫版 P178 L9 あなたは気が狂ったふりをしているだけです。 新潮文庫版 P.177 L12 あなたはきちがいのまねをしているだけです。 終章 追憶の一九六〇年代 - レッスン(38) 文芸文庫版 P.182 L13 ぼくは気が狂ってはいない、 新潮文庫版 P.182 L11 ぼくはきちがいではない、 文芸文庫版 P.183 L1 気が狂っていることより遥かに困難な問題だった。 新潮文庫版 P.182 L13 きちがいであることより遥かに困難な問題だった。 レッスン(39) 文芸文庫版 P.183 L3 気の狂った人間がタバコを喫(の)むのかどうか 新潮文庫版 P.184 L2 きちがいがタバコを喫むのかどうか 文芸文庫版 P.183 L6 「気が狂ってもタバコは喫むもんです」 新潮文庫版 P.184 L5 「きちがいだってタバコは喫むんです」 巻末には『身体・職業等に関する表現で不適切と思われる箇所がありますが、時代背景と作品価値を考え、そのままにしました』とあり、『きちがい』以外の言葉に対するフォローをしている。
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